忘れられない彼のこと。【大人の片思い】していませんか?
もう振り向かないと決めたのに、いつだってそう。 大切なことを教えてくれるから、耳も心を澄ませてしまう私がいる。 特別になんてなれないし、一番にもなれないかもしれない。
女のより良い生き方マガジン
もう振り向かないと決めたのに、いつだってそう。 大切なことを教えてくれるから、耳も心を澄ませてしまう私がいる。 特別になんてなれないし、一番にもなれないかもしれない。
見透かされているみたいに差し出された、大きな手の平を。 「ありがとう」もちゃんと言えなかった、思い切り泣いたあの日のことを。 忘れるなんてできない・・・。
彼の隣にいるあの子になりたかった。 幸せそうに笑う彼女の手の平を、大切そうに握る彼に気が付いたときには、 体中に張り付く鬱陶しい感情。
今日も失敗・・・。 甘えたいのに甘えられない。 いつまで経っても素直になれない。
全部知っているくせに、分からないふりをして。 卑怯者な私は今日も恋をしてしまう。 「誰かを傷付けてまで、幸せになりたかったの?」
見つめる先に幸福があるのなら、どっぷりと浸かりたかった。 噛みしめた今に残った苦い味。 あなたも感じているでしょう?