一番になれない私。分かってる。
それでもなりたい。
彼の特別な人に・・・。
悲しい今から抜け出すために。切ない今を変えるために。
一番に慣れない恋のこと。
心と正反対
嘘つかれることにも慣れてきた。
「ほらね、やっぱり」なんて、何でも分かっているふりをしたら幾分心は楽になる。
「あの人ね、いつもこうやって嘘をつくんだよ。酷いでしょ?」
友達の前で零す愚痴にさえ、素直になれないなんて・・・。
わざとらしく溜息をついて、笑えないはずの心をくすぐって笑ったら、
大切なものだけが見当たらなくなってしまった。
傷付くことを認めたくないから、傷付くことに余裕を見せてまで、
守りたい恋をしてしまったから・・・。
嘘つき!最低!私のこと好きじゃないの!?
怒鳴ってやりたかったし、突き放してやりたかったはずなのに、
顔を見れば私はまた笑顔を作ってしまう。
心と正反対なのに、笑ってしまうよ・・・。
いつも理由を探してばかりで、いつも心休まらない恋のこと。
あなたも悩んでいませんか?
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痛み
ただちゃんと、愛して欲しいだけなのに。
伝えたいはずの一言をいつも飲み込んで、彼の願いだけを叶えることに必死になってしまう。
だって好きだから・・・。だって彼は私の全てなのだから当然だ。
言い聞かせて見ないふりして、走り回っていれば、
眠れない夜もなんとか乗り越えることができるから、いつも同じ進歩のない時間だけが過ぎていく。
飲み込んだ言葉。口いっぱいに広がる苦い味。
今の私にお似合いで、どうすることもできない。
こんなの恋じゃないでしょう?こんなの幸せじゃないでしょう?
溢れ返る疑問を胸にしまい込んで、恋に溺れることを望んでしまう今の私。
一番になれない恋をしていませんか?
明日になれば奇跡が起こるかもしれない。
こんな退屈な関係でも、未来は分からないから・・・。
嘘つきな彼に期待を続ける、そんな自分に呆れているくせに、
私から離れられないこの恋のこと。
一番になりたかった
恋に落ちるのは一瞬なのに、恋から離れられない時間はどうしようもなく長い。
いつも、24時間。彼の顔が浮かんでは消え、浮かんでは消えていく。
その繰り返しを、私は生きている。
笑った顔に怒った顔。あんなこと言ってたなぁとか、あれはこういう意味だったのかなぁとか。
考えて、考えて、考えて・・・。
結局いつも辿り着く、たったひとつのあの答え。
あなたも気付いているでしょう?
不安も悲しみも全部取っ払うことができるのなら、その答えをひたすら信じたい。
彼のそばに居たい・・・。
深呼吸をしても冷静にはなれなくて、胸が締めつけられるたびに私の順位を辿って、
悲しみに暮れてしまう。
一番になりたかった。一番でいたかった。
心の奥、何かが剥がれて落ちていく。
そんなことはもう、分かり切っているのに。
胸が痛いなんて、バカなふりをしてまた笑ってしまうんだ。
最後に
一番になれない恋に、涙を流していませんか?
何気ない会話の中に探してしまう、よく知らないあの娘のこと。
悲しい今から抜け出すために。切ない今を変えるために・・・。
あなたの想いを伝えて欲しいと思います。
一番になりたい。一番でいたい。
それほど愛した人に出会えた奇跡を、信じて・・・。