全部知っているくせに、分からないふりをして。
卑怯者な私は今日も恋をしてしまう。
「誰かを傷付けてまで、幸せになりたかったの?」
誰かの声が聞こえてハッとする。
後ろめたい恋。していませんか?
秘密の恋
反対されることは分かっているのに、誰かの言葉が欲しくなる。
当たり前って何?当たり前の幸せって、一体誰が決めるの?
いつだって一人きりで、ひとりぼっちで抱きしめてきた秘密の恋。
叶えたかったはずなのに、手に入れたかったはずなのに、
私はどこで間違えてしまったんだろう・・・。
こんな形は望んでいなかったなんて、言い訳にしか聞こえない。
心の端から溢れ返る切ない想い。どうしてどこにも行ってくれないのかな・・・。
後ろめたい恋をしていませんか?
このままじゃダメだと分かっているのに、何ひとつ決めることができなくて、
心だけが大きく揺れ動く。
伝えなくちゃいけないのに、顔を見たら飲み込んでしまう言葉だらけで、
私はまた、どうしようもない嘘をまた重ねてしまう。
分かっていないわけじゃない。
全部知っているくせに、分からないふりをして。
卑怯者な私は今日も恋をしてしまうんだ。
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後ろめたさという答え
「何が正しいの?何がダメなの?」
詰め寄るように睨みつけて、心がカラカラに乾いていく。
本当は分かっているくせに・・・。
とぼけたふりをして強気になって、困る友達の顔を見て事の深刻さを知る。
胸の奥が焼けそうに熱い。
後ろめたい恋は、誰かを不幸にしてしまうこと。
知っているくせに。分かっているくせに・・・。
いつからこんなに嫌な奴になってしまったんだろう。
子供のように泣き喚きたい。
どうすればいい?どうすればこの想いを手放すことができるのか、誰か私に教えて欲しい。
眉をひそめた友達が言った「本当にそれでいいの?」
よくない。よくないよ。ちっともよくない。
心の奥で呟いた後、「別にいいよ」なんて大袈裟に笑ってみせる私は、
つくづく最低だと思った。
後ろめたさがこの恋の答えだということも、私は気付いているのに。
心の涙に気が付いて
叶わない約束だらけで、いつだって嘘だらけの恋をしている私は、
後ろめたさを感じているわりに、騙されていることだって知っている。
優しさの裏に隠れた悲しい真実は、いくら笑い合っていくら抱きしめ合っても、
埋まるものじゃないから・・・。
いつだって見ないふりをして、いつだって分からないふりをして、
お互いの心の中を絶対に見せないことが、ルールみたいなこの恋に、
未来なんて待ってるはずもない。
「誰かを傷付けてまで、幸せになりたかったの?」
誰かの声が聞こえた気がした。
あれは、私の心の声・・・?
叶わない約束でも、嘘だらけの恋でも。
それでも私が期待を抱いてしまった事実は、いつまで経っても消えないから、
こんなに苦しいのかもしれない。
前を向きましょう。あなたの幸せは、ここにありますか?
真実の愛を見つめて下さい。
後ろめたさを感じてしまうのは、あなたの心が泣いているから。
最後に
いかがでしたでしょうか?
感じているその後悔。感じているその深い悲しみを、
しっかりと受け止めて欲しいと思います。
前に進むのは今。いつかじゃなくて、今。
後ろめたい恋の行方。
あなたはきっと気付いているはずだから・・・。