「バイバイ」
この一言がどうしても言えない、ズルい私。
淡い期待を抱いたって、いつも叶わない。
待ちぼうけの日々は、今の私にお似合いだ。
このままじゃダメなのに・・・。
自分に自分で言い聞かせて、一人で涙を流してまた溜め息。
許されない恋をしていませんか？
幸せを奪った悪者
誰にも祝福されない恋をしている。それは一番私が分かっている。
「分かってないから、そんなことができるのよ」
この恋でたくさんの友達を失った。
それでも止められなかった。解っているよ。判っているんだ。
それでも二人で歩いてきたから、今に変に自信を持ってしまう。
このまま幸せの扉が開くような気がしてしまうよ。
イケないこと。ダメなこと。悪いこと。
そんなタブーの恋に溺れている私は、きっとどうしようもなく醜いのだろう。
幸せを奪った悪者。
私にお似合いなあだ名みたいだね。
許されない恋をしていませんか？
未来の見えない今に少し悲しくなるけれど、
今はこんなに楽しいじゃないかと、自分で自分に言い聞かせている。
あなたの恋。本当に幸せと呼べますか？
冷静に客観視できますか？
静かに増える溜め息。本当は一番になりたいはずだから・・・。
本当は気付いてる
愛されたくて仕方がなかった。愛してくれると彼は言った。
こんな恋愛は上手くいかないことくらい、もうとっくに気が付いているのに。
良い子ぶるのも疲れたし、二番目なりの気遣いって・・・本当に私バカみたいだね。
幸せな恋をして下さい。今からだって間に合うから。
引き返せない今に、立ち止まる勇気を思い出して欲しいと思います。
許されない恋。
淡い期待は少しずつ現実味を帯びた後に、何もなかったみたいに打ち砕かれる。
思い切り泣いて思い切りわがままを言っても、越えられないものがそこにはある。
会ったこともない女の影は、どこまでも付いてくる。
それだけ後悔を感じている自分のことも、本当はもうとっくに気が付いている。
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優しさはどこ？
「遠慮しないで何でも言って」
そう言って私の心を満たすために、優しいふりをする彼が笑う。
こんなことをしている時点で、優しい人なんかじゃないはずなのに。
誰かを傷付けてまで、恋をしたいの？
自分に聞きたいことを彼にぶつけて、子供みたいに大袈裟に泣いた。
想像以上に苦しい胸の内。誰が、聞いてくれるだろう。
冗談で済んだらどんなにラクだろう・・・。
好きになってしまった今に、絶望すら感じてしまう。
あなたの未来を見つめて下さい。
この恋を思い出に変える決意が、あなたの今を大きく変えてくれるはずだから。
本当に彼はあなたを守ってくれますか？
本当にあなたは彼を守ることができますか？
深呼吸をして前を向いて。
あなたの未来は、あなた次第で変えることができるのだから。
最後に
いかがでしたでしょうか？
誰にも言えない秘密の物語。
許されない恋をしたことが、あなたもありますか？
今に胸を張って幸せだと言えるように、この恋の未来を見つめて欲しいと思います。