胸が張り裂けそうになって、うずくまる。
あの日のことはどうしても忘れられないから・・・。
名前も顔も知らない女が、今もこうやって頭の中にやって来るんだ。
夫の裏切り・・・。
消えない憎しみ
子供みたいに泣き喚いても、現実は何も変わらないこともよく知っている。
結婚してもう何年経ったかな?
私は十分にもう大人だから、何でも分かる。
こんなに悲しい現実があることも、人の気持ちが移りゆくことがあることも。
書き殴った夫への不満を、ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に叩きつける。
それでも信じていた・・・。
信じられる人に出会えたと思っていたのに。
屈辱を受けた気分だった。
まさか自分の身に起こるなんて、想像もしたことなかった。
何よりも今だって許せないから、こんなに悲しい・・・。
突然訪れた、夫の裏切り。
あなたは今、何を思いますか?
絶望を感じたのは一瞬で、次々と押し寄せた憎しみは、
今も心の中を彷徨っている。
「くだらない言い訳してないで、本当のことを言ってよ!」
怒鳴っている自分に驚いて、止まらなくなる涙。
何のために愛を誓ったんだろう・・・。
皮肉にも裏切られたその日は、私が泣いていた日で。
そんな私をほっといて、初めて聞いた名前のその女の元に、
あなたは迷わずに会いに行ったんだね・・・。
癒えなくて忘れられない
夫の裏切り。
あの日のことは、どうやっても忘れられないみたいで、
未だに夢として見ることがある。
夢の中の夫はこちらをじっと見て、「お前が悪いんだよ」と決まって捨て台詞を吐く。
そして顔も知らないあの女の肩を抱いていなくなる・・・。
冷や汗をかいて飛び起きて、隣に似ている夫の寝顔を見つめて、
涙が止まらなくなってしまう夜が、あなたにもきっとあるでしょう・・・?
夫の裏切り。想像以上に深く刻まれた傷。
「いってらっしゃい」
仕事に向かう夫にあの日と変わらない笑顔をつくって、のんきに「気を付けてね」なんて言っている自分が、
時々どうしようもなくバカらしく感じるときがある。
深く刻まれてしまったその心の傷と、向き合う時間をつくりましょう。
あなたの幸せを、二人の未来を、
見つめ直す時間が必要です。
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二人の未来と話し合い
「許さないから」
呪いのように呟いている私は、きっとすごい顔をしているはずだ。
夫には聞こえないように、あの日を思い出す悲しい夜に、
一人で繰り返す「許さない」は、虚しく響く。
憎しみを言葉にすると、少しだけ強くなれる気がして何となく呟いてしまう。
自分の耳に届くたび、どうしようもない気持ちに駆られてしまうけど。
本当は許し方が分からないだけなのに・・・。
今の私を保つための、ただの気休め。
夫が私の元に戻ってきたって、解決したわけじゃない。
それはきっと互いに分かっていることだから・・・。
とことん話し合う時間が、今の二人には必要です。
夫と向き合うことで、あのときの傷が痛むかもしれませんが、
これからの話をするべきタイミング。
あなたの本音を伝えて下さい。怖くても勇気を出して。
裏切りは、大きな不安を残します。
どんなに二人の間に問題があったとしても、裏切りは裏切り。
順序を間違ったのは彼ではありませんか?
一生懸命、無関心にならないで・・・。
愛を誓った人に、ぶつかる勇気を出して欲しいと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
胸が張り裂けそうになって、うずくまる。
あの日のことはどうしても忘れられない・・・。
夫の裏切りに、眠れない夜を過ごしてはいませんか?
本音で向き合うこと。
二人でたくさん話をして欲しいと思います。
あなたの抱えているその感情を受け止めるのは、ご主人しかいないのだから。